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〈解説〉みかん農家への全量調査の実施

みかん農家が抱える現状の課題を把握するため有田市の約1,000軒のみかん農家全軒を対象とした「農家経営に関する調査」を実施しました。

多くの農家から調査票への回答を得るために、調査票は見開き一枚の簡潔な仕様とし、本当に必要な設問に絞り込みました。

その結果、8割を超える農家から回答をいただくことが出来ました。

 

調査票の集計結果から見えてきたものは深刻な「後継者不足」で、約6割の農家に後継者がいないことがわかりました。また、繁忙期(みかんの収穫時期)の労働力不足や周囲に耕作放棄地が増えていくことへの不安、進む高齢化など、農家が日常的に直面している課題を実数として把握することが出来ました。

調査結果で印象的だったのは、自由記述欄の回答で「収入が少ないため後継者が出来ない」という回答が多く見られ、このプロジェクトの「収入増」の取り組みが急務であることを痛感しました。

また、回答からは農作業の負担の重さへの課題意識もうかがえ、農家の高齢化が進んでいく中で、山の傾斜地にある園地での農作業負担軽減にも取り組まなければならないことがわかりました。

 

どの課題も深刻で、一朝一夕には解決できませんが、まず今年度はふるさと納税やダイレクト流通の推進によって、農家の収入増のための取り組みに尽力し、しっかりと成果を上げ、後継者不足などの大きな課題解決に繋げていきたいと思います。

この記事を書いたメンバー

斉藤 亜紀

プロジェクト事務局担当

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