〈解説〉初めての農家説明会の開催
プロジェクトが発足して約3ヶ月が経過し、今年度の取り組みテーマや目標が明確になりました。有田市のみかん産業振興に向けた高い目標は、プロジェクトメンバーの努力だけではなく、みかん農家の協力がなければ達成できません。
そこで、リクルートと有田市で締結した包括連携協定やプロジェクトの取り組みテーマなどを説明し、より多くの農家の理解を得て、円滑にプロジェクト活動の基盤を作るため、説明会を実施することになりました。
説明会の内容は、リクルートと有田市が包括連携協定を締結するに至った経緯や今年度のプロジェクトの取り組みテーマだけではなく、有田市のみかん産業活性化の主軸となる有田市原産地呼称管理制度について、プロジェクトで製作したパンフレットをもとに詳細な説明を行い、制度への参加を募りました。
説明会には有田市役所が農家向けに開催する説明会としては最大の135名の農家にご参加いただき、2時間半を超える内容に熱心に耳を傾けてくださる参加者の姿を見て、改めてプロジェクトへの期待の大きさを実感しました。
終了後のアンケートでは包括連携協定のことやプロジェクトの取り組みについて、9割を越える方に理解していただけたことがうかがえましたし、原産地呼称管理制度に参加したいという農家と出会えたことも大きな成果でした。
今回の説明会は私たちプロジェクトメンバー全員にとって、このプロジェクトの取り組みで成果を出し、地域で輝く人を増やしてみかん産業を次世代に繋いでいくことへの決意を新たにする良い機会となりました。
これから活動が本格化していきますが、メンバー全員で協力し合いながら進めていきます。
この記事を書いたメンバー
斉藤 亜紀
プロジェクト事務局担当