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〈解説〉ダイレクト流通と小売店の園地訪問

農家が市場を通さずに小売店などと直接取引を行えれば、間に入る流通の手数料の分だけ農家の手取りが増えるので、店頭販売価格を上げることなく農家の収入を増やすことが出来ます。この取引形態は一般的には市場外流通と呼ばれますが、プロジェクトではそれをダイレクト流通と名付けて取り組んでいます。

ダイレクト流通が実現すると、農家の収入を増やすだけではなく、こだわりを持って栽培した農作物の品質を顧客から直接聞くことができ、それによって仕事に誇りを持てるなど多くのメリットがあります。ただ、農家自身が販路を開拓していくことは非常に困難で、安定した取引先の確保は容易なことではありません。

 

この難しいチャレンジに8軒の農家に参加表明いただきました。

 

ダイレクト流通で開拓する販路は、有田みかんの知名度がそれほど高くない首都圏の小売店とし、4月からさまざまな小売店へアプローチし、このプロジェクトの取り組みや有田みかんの魅力を伝えてきました。

その結果、8月に首都圏大手小売チェーンのバイヤーによる園地訪問が実現しました。

 

みかん栽培に適した有田市の風土や、手間を惜しまずにこだわりを持って栽培を続ける農家の熱意など、バイヤーと農家が直接対話することでしか伝わらない有田みかんの魅力を十分に伝えることができ、取引実現の可能性を大きくすることが出来ました。

 

今回の園地訪問は最初の一歩ですが、首都圏の小売店での販売実現を目指し、今後は小売店との詳細な取引条件の交渉や、農家との出荷体制の検討、みかんの販促ツールの制作など、越えなければならない壁を一つ一つ乗り越えて行きます。

この記事を書いたメンバー

斉藤 亜紀

プロジェクト事務局担当

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